事故時のヘルメットの扱い方



Dirt NP より。

SHOEIの最新ヘルメットVFX-Wに装備されたE.Q.R.S.(Emergency Quick Release System)という、緊急時にヘルメットをスムーズに脱がすことができる装置の説明動画です。

レースはいつも「事故」と隣り合わせです。その事故時、気を失ったり、呼吸が止まったライダーへは気道の確保や人口呼吸などの処置をすぐにしなければなりません。
しかしながら、首の頚椎には重要な神経が通っており、気を失った人の首をむやみに動かすことで頚椎を損傷してしまうことがあります。その被害を最小限に抑え、かつ迅速にヘルメットを脱がさないといけない状況の中で、このようなヘルメットをライダーが被っていることで、いざというときの処置の初動開始が早まり、生存率の向上につながるのです。

このような装置って、ありそうで無かったですよね。今まではヘルメットリムーバーの装着を推進していても、「カッコ悪いから」と、なかなか受け入れられなかったが、これならライダー側への負担は一切無いので、広まる可能性が高いですね。
というか、この装置はこれから競技用として使用するヘルメットには義務付けてほしいな・・・と思っております。


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2010年11月04日 Posted byたか@entry at 17:10 │Comments(1)日々のできごと

この記事へのコメント
ARAIは以前から「エマージェンシータブ」というのでありましたね。
SHOEIのほうが後から出してきたという感じです。

でも、この機能があってもスタッフを含め一般人が安易にヘルメットを外すことは危険です。
モータースポーツの関係者は「モータースポーツ・ライフセービング機構」の講習を受けるのがいいんじゃないかな。(私は受講済みですが、回し者でなないです:-)
Posted by プジョー×DRZ at 2010年11月12日 16:01
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