全日本スーパーモタード最終戦を観て



10月27日(日)名阪スポーツランドで行われた全日本スーパーモタード選手権 第7戦に行ってきました。

公式レポートはコチラ

レースレポートや様子等々は様々な方々がブログやfacebookで書いておりますので、個人的な感想を。

【JAWSはやっぱりカッコイイ!】
ヒート1を佐合選手との死闘の末、僅差での2位。レース後、増田選手のピットで話をすると

「2位も10位も一緒だからね、勝たなきゃ意味ないんだよね」

と、いつもの笑みを浮かべながら話していたのですが、
その言葉には、彼の「レースへの意気込み」をすごく感じたんです。

おそらく、PROクラスでは、年齢的にも金児パパに次ぐ2番目のベテラン。
そんな彼が、「勝つ」ことに対する、貪欲なまでの気持ちが今年最後のレースで魅せてくれた。

2番手グリッドから見事なスタートを魅せ、ホールショットを奪うと、トップを死守。
すぐ後ろでプレッシャーーを与え続ける佐合選手を抑え、トップでチェッカーを受けた。

既にシリーズチャンピオンも佐合選手に決まっていたのですが、その佐合選手も
「勝つ」ことにこだわるライダー。その二人が今年最後でシリーズランキングが
決まっているレースですら、お互いの「勝つ」ことへのプライドと、意地がぶつかり合うような
素晴らしいバトルを毎周魅せてくれた。

これぞ「レース」、これぞ「死闘」と言えるものでした。

久しぶりに1観客としてレースを観戦し、こんなドキドキするレースを観ることができ
「やっぱり、レースって楽しいな!」と改めて感じました。


【ヤタさんお疲れ様!】



今シーズン、常に上位争いに加わっていた谷田部選手。
実は、自分の中では、上の写真の大河原さんと共にモトクロスのトップクラスで闘うことの
厳しさ、楽しさ等々を全日本モトクロスを一緒に回りながら教えてくれた方なのです。

ヒート2終了後の表彰式。5位で表彰式に出た谷田部選手からの言葉は
「このレースをもって、全日本から去りたいと思います。ありがとうございました」と。
その言葉にびっくりしたのですが、でもなんか、彼らしい潔さがあって、
「ヤタさんらしいな・・・」と感じました。

ヤタさん、本当にお疲れ様でした!そして、またどこかのサーキットで会えると信じております!!


【やっぱり自分は”レース”が好き】

結局、これに尽きます。
自分は中学生の時、鈴鹿で生で観たF1に魅了されて、モータースポーツが好きになり
19歳の時、これも鈴鹿で行われたモトクロス世界GPのとある選手の走りに感動し
モトクロスの世界にどっぷりと浸かり、以後モータースポーツの世界に関わってきました。

ここ4年、伊那サーキットでのイベント運営を行っている中で、うまくいかないことも多かった
せいか、今思い返すと、レースを心から好きになっていなかったのかもしれません。

でも、こうして今回、久しぶりに1観客として観戦したり、レースが好きな多くの仲間と
お話しさせていただくことができた中で、やっぱり自分は「レースが好き」なんだというのを
再認識したと同時に、「ライダー、サーキット、メディア、主催者」が共に”ハッピー”となれる
ためにはどうすたらいいのかな・・・・という、一つのヒントが浮かんできました。

そのヒントの中には、自分が行ってきたイベント運営のダメなところも浮き彫りになってきました。

その部分を改善し、より良い形でのイベントが運営できる体制が整うよう、来シーズンに向けて
準備していこう、との気持ちになりました。

正直、体調もあって、今シーズンでモータースポーツ関係の業務を全て辞める事も考えていました。

でも、この1日でいただいた多くのヒントを基に、もう少しこの世界で踏ん張ってみようかな。。。
という気持ちになることができました。

当日、お会いした方々、お話しいただいた皆様、本当にありがとうございました。

P.S 目線がばっちりな写真があったので、オマケとして貼っておきます(笑)



メッツガーさんも、本当にイロイロとご協力いただき、ありがとうございました!  

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2013年10月29日 Posted by たか@entry at 11:51Comments(2)日々のできごと